楽しいお酒の飲み方
お酒を飲まない若者が増えている
私は大のお酒好きなのですが、友人に酒好きは少ないです。
このご時世ですし、飲酒に回す経済的余裕がないとか、不景気と言うのも理由にあるかもしれません……お酒を飲まない若者が増えているような気がします。
確かにお酒は水に比べると高いですが、たしなむ程度なら楽しいものですので……この楽しみを手放すのはあまりに惜しい。
缶ジュースを12本くらい我慢すれば、地酒1本くらい買えますので、ぜひ嗜好品としてのお酒を楽しんで欲しいです。
飲みすぎもよくありませんが、飲酒は楽しいものです。
↑田酒はめっちゃ人気です★
落ち込んだ気分を良くするために酒を飲むという考えは危険
気分を良くするためにお酒を飲むという考えは少々危険です。
本来お酒は、お祭りごとの時にたしなむものでした。
収穫祭の時期に、1年の実りを祝って昨年に作った特別なお酒を飲むのです。
先人たちは、米を蒸して、麹と混ぜて発酵させ、半年くらいかけてどぶろくを作りました。(濾せば日本酒になる)
酒の中で麹菌が生きていますので、発酵食品のようなもので、飲むと活力がわいてきたそうです。お酒は手間暇のかかる、特別なものでした。
今は密造なので、手作りどぶろくは飲めませんが、興味がある方は最寄りのどぶろく特区に行くと飲むことができますよ。(飛騨高山とか)
参考書籍:農家が教えるどぶろくのつくり方―ワイン、ビール、焼酎、麹・酵母つくりも
↑この書籍は私の心のバイブルです。一昔前の本ですが、今出版したら怒られそうな内容……!こういう歯に衣着せぬ物言いが堪らないです。
つまり何が言いたいのかと言うと、
「楽しいからお酒を飲む」というのが飲酒の基本姿勢です。
お酒は悲しい、つまらない、嫌なことがあった……等そんな感情をごまかす為に飲むものではなかったのです。
1日を楽しもう
『お酒を楽しむためには、そもそも楽しい気分でのみ始めなくちゃいけない』
――そんなこと言ったって、現代社会に生きる私たちは、労働に追われ、心労を患い、そんなにいい事ばかりではありません。
嫌な仕事や、面倒なしがらみもありますし、将来への不安を常に抱えています。
でも――晩酌の事を考えると朝からそれだけで楽しい。
今日は何飲もうかな、とか、夕飯の鍋の具材をどうするかとか。
誰と飲もうかな、何を話そうかな、とか。
通勤の車の中で考えていると、今日一日頑張れる気がします。
家には何種類かボトルキープしといて、その日の気分によって飲み分けると楽しいです。お酒はボトルのデザイン性が素敵ですよね。
私は夏場はワインや水割り、冬場は熱燗のパターンが鉄板です。
↑これCMで有名な『いいちこ』なんだよ。めっちゃオシャレ……。
↑木火土金水と言うお酒。ラベルがめっちゃ独特…!
地酒なんかがあるとそりゃあもう嬉しい。
「あーこれがどこそこの味なんですね」などと考えながら、原材料の農家に思いを馳せています。
でも、銘柄でなくても全然いいんです。
月桂冠も美味しいし、どこにでも売っているお酒を飲んでおくとレアなお酒を飲んだ時、より違いを楽しめるし……。
↑冷で飲むのが好きだな。甘めなので飲みすぎちゃう。
お酒を味わおう
酒好きが何人かいるといろんな感想が出てくるので「ああ、そういう楽しみ方もあったのか」「そういう意見もあるのか」と酒を多方向から見つめることができます。
こうやってまず、お酒を味わいましょう。
人も褒める
こんな感じで酒の良い所をかみしめたら、一緒に飲んでいる人の良い所を褒めてあげましょう。
普段の行いを反芻して「こういうところが素敵ですよね」「皆褒めてますよ」とか。
でも、絶対に思ってもいないお世辞を適当に言ってはいけません。
この瞬間の為に、日ごろからしっかり相手を観察しておきましょう。
これがお酒の楽しさを引き出すカギになります。
酒の席では絶対に悪口を言ってはいけません。
一回でも、その一線を越えてしまえば、その場が悪口の雰囲気になってしまうし、『この人は飲むと悪口を言う奴』と思われたら印象も悪くなるので最悪です。
またもし記憶を失うほど飲んだとしても、悪口を言わないと心に誓っていれば、善のストッパーがかかり、うっかり余計なことを言わなくてすむと私は信じています。
そもそもお酒の味が苦手な人は
苦手なら無理して飲むことは全然ないのですが、香りと舌ざわりを意識しながら飲めば意見が変わるかも。
お酒は、味だけを感じようとすると苦みや酸っぱさが目立ちますよね。
確かにチョコレートやジュースに比べると、美味しい――?って感じになります。
なので、味と一緒に、香りを感じながら飲むと芳醇な香りでいっぱいになって幸せになれますよ(^^)
それでも苦いと思う時は、甘めのお酒を少し飲むと幸せになれるかもしれません。
↑あらごしもも:桃のお酒。濃厚に桃が感じられて、ロックで飲むと最高です★
あらごしみかんもあります。色んなシリーズがある。
↑すず音:スパークリング日本酒。
甘みが強いので、日本酒に苦さを感じてしまう人におすすめです。
これは宮城のメーカー品ですが、『澪』と言うお酒も似た雰囲気で全国展開されてます。
↑クラノオト:ワインです。いろんな味が展開されています。
白ワインが最高すぎてます。甘いのでゴクゴク飲めちゃいますよ。
紹介しだしたらキリが無いので、この辺にしておきます。
あと、色々混ぜてカクテルにしたり、ジュースなどで割るという方法もありますね。
いづれもおいしいです。