Cat Shrine

Unityを使ってAndroid,iOS向けにゲームを作っています。

常に自分の事をカスだと思って生きている

自分がやることで上手くいくことなんてないと思っていて、大きなことをしようとすればそれだけ必ず何らかの代償を支払わなければならないと、自然の流れとして考えていました。

 

人と話すときも心から話せないというか「自分と話していても仕方ないんじゃ…」と思いながら相手と接することがかなりの割合であります。

何をするにも心配し、行動もせず二の足を踏んでいるから、思い通りにできずに他人に当たってしまったり、自分が本当にしたいこともできず我慢したりそんな人生だったんだと思います。

けれど、最近そういう感じで生活していても上手くいかない事が多いという事に気づき始めました。

 

と言うかそもそも何故そんな風に思って生きているのかと言うと、上京してすぐ通った精神科の先生が答えを見つけてくれました。

原因は家族との関係にあって、幼い頃、親に「恥ずかしい事をするな」「人に迷惑をかけるな」「お前と一緒にいると恥ずかしい」などと、自分を恥じるように躾けられた(親はそんなつもりなかったと思いますが)という事や、年の離れた妹がいたことで私と接する時間が十分になかったという事でした。

大人になり何年も経ち、今ではそんな事も無かったことになっているし『?』と言う感じですがその影響は色濃く残っており、人の目を気にする事しかできない自分の無い大人が出来上がりました。

 

自分がそのような存在だという事に気づかぬまま、長い事生きてしまいました。

人生の中で過ちや転居を繰り返し、電車の乗り換えのようなことを何度も繰り返して、やっと振出の状況に気づけたというのに、普通の人は最初から心に枷をすることなく生きているのだと思うとすごいとしか思えない。

いや、人の心の枷なんて私に見えるはずもないし、誰しもがこういうのを持って生きていて、気づいていないのかも。